進化したUVI Falcon 3.1と、Falcon Expansionの「Modular Drums」と「Pulsación」も同時リリース!


▶️「UVI Falcon3.1」と、Falcon Expansionの「Modular Drums」と「Pulsación」も同時リリース!

▶️Falcon 3.1

今回のアップデートは、新プリセットブラウザーと、タグ機能、ブラウザー上でのオーディオプレビューと、HX-Oddyで先行使用されていたFilterのVCF-4023(Arpのフィルター)が追加されました。

◼️新ブラウザー
右カラムの虫眼鏡マークを押すと、新しいブラウザーが使用可能になります。
3.1をインストールした初回にこの虫眼鏡をクリックすると、「Tag Libraryをインストール」というダイアログが表示され、自動的にUVI Portalが立ち上がってインストールが始まります。インストールが完了すると、各プリセットにはタグが付けられ、タグによる分類とオーディオプレビューができるようになります。これは非常に便利な機能です。
(それでも表示されない場合は、FalconのPreference→SoundBanksでIndexedにチェックが入ってるかどうかを確認してください。入ってない場合はチェックを入れましょう)

うちの場合、何にも選択しないと79744 resultって表示されて、最初から少し圧倒されますが、InstrumentタイプとTimbreの中から選択していくと、絞り込むことができて、探しやすくなります。例えば、InstrumentをBass、TimbreをSubにすると380 result。TimbreがDirtyなら713。TimbreがAgressiveなら59という感じで。

そこからPresetsをクリックすると、オーディオプレビューで自動的にC3(中央のド)の音が再生されるようになりました。とても嬉しい追加機能です。これにより、ライブラリに縛られることなく、スムーズに音色を探すことができるようになりました。これまでのように、「あのライブラリにあのプリセットがある」と覚えてそこを探しに行く必要がなく、「どれにしようかな?」という選択が容易になりますね。

現時点では、Tag Libraryをインストールした自社製品の中で、各プリセットが右カラムから見えるもののみが新ブラウザーの恩恵を受けるようです。UltraMiniなどのように、プリセットがライブラリの中に格納されているものは表示されません。これが表示されるようになれば、プリセット数が倍近くに増えそうな気が若干しますね!😅また、サードパーティー製品はSoundware上で見れますが、自作のライブラリは登録出来ません。自分で作ったライブラリにもタグを付けて、同じブラウザーで管理が出来るようになるととても嬉しいんですが、どうでしょう?
それと、古いUVI製品(Synth Anthology3など)や、サードパーティ製品のオーディオプレビューができないなど、いくつか備わってない機能がありそうなので、今後のアップデートを期待して待ちましょう。とはいえ、古いものは対応しない可能性は大ですが(笑)
Synth Anthologyは、最新4ではオーディオプレビューが行えてるので、古いバージョンは別フォルダに置いて、Indexedのチェックを外すといいかもしれませんね。

InstrumentとTimbreで絞り込んだプリセットは、そのSoundwareライブラリが表示されますが、欲を言えば、Presetsを選選択した際にどのライブラリに属しているのかが即座に分かるとさらに良いと思いました。現時点では、プリセットを読み込んでみないとライブラリが分からないのが少し不便です。
ちなみに、「お、いい音色!」と思った音が、9割型HXシリーズだったのは面白かったです。

って事で、狭くしてた右カラムを広くして使おうという気になるFalcon 3.1。

既存ユーザーは無料でアップデート出来ますので、UVI Portalからダウンロードしてくださいね。Tag Libraryもお忘れなく。

※右カラムだけじゃなくて、新ブラウザを全面表示にするとこんな感じ。上の方にあるフォルダマークをクリック。
ちなみに、UVIとサードパーティ合わせて162個のライブラリが登録されてる模様…。

以下、同時にリリースされた2つのFalcon Expansionもご紹介。

▶️Modular Drums for Falcon

▶︎Falcon ExpansionのModularシリーズ

1年前にリリースされたModular Noiseのドラム版。
100種類のドラムキットが収録され、斬新なパーカッシブテクスチャーやシーケンスが満載です。各プリセットには、キック、スネア、ハイハット、シンバル、パーカッションの主要なドラム要素が含まれており、内蔵シーケンサーで瞬時にリズミカルなパターンを再生可能です。さらに、ピッチホイールを使ってリアルタイムでビートリピートやグリッチも操作できます。プリセットは、Atmospheric、Glitch、Heavy、Minimal、Texturedの5つのカテゴリーに整理されていて、幅広いジャンルで活用できます。それぞれ単音で使えるので、いくつかのプリセットを組み合わせるのも面白いかもしれません。ちなみに、ハイハットはラウンドロビン的に叩くたびに音が変わるので、これだけでも、かなり使える!と思いました。

▶️Pulsación(プルサシオン)

▶︎Falcon Expansionの現代ラテン音楽コレクション

現代ラテン音楽のためのコンストラクションキット的な、Falcon Expansionです。
レゲトンやラテンポップにインスパイアされたPulsaciónは、20のコンストラクションキットの中に105のプリセットが収録されています。好きな音色だけ使って自分なりの楽曲を作るのもいいし、Pulsaciónの中で組み合わせで1曲を作るのもよしです。こっちもかなり使えます!

※Falcon Expansionは、Falconを持ってないと使えません。

以上です。
さて、今回は忙しくてデモソングを作る時間がありませんでした。
毎回、楽しみにしてくれている方、ごめんなさいー!

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

UVI Falconが3へメジャーアップデート!追加機能盛り沢山! #PR


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